事例紹介:株式会社KACHIAL

セキュリティ診断のスコア評価で組織全体の意識改革と具体的な対策

株式会社KACHIAL
藤 大貴(Mooovin事業部 ディレクター)

株式会社KACHIAL Mooovin

株式会社KACHIAL(カチアル)は、東京を拠点に、不動産を軸とした総合資産運用を提供するコンサルティング企業です。
Mooovin事業部では、日本最大級の外国人向けお部屋探しの賃貸情報サイトを運営しています。2023年1月にサービスを開始。物件探しから契約、毎月の家賃のお支払いまで全てをオンラインで完結し、世界中のどこからでも日本の物件探しを行えるサービスを展開しています。

診断前の課題

事業拡大のフェーズに入ったこともあり、現在のセキュリティレベルを把握したいと考えていた

実施の決め手

セキュリティ評価がわかりやすくスコアで表示され、クリティカルなリスクは優先度をつけて掲載

診断の結果

経営層から現場まで共通認識のもと、対策の優先順位が決定でき、セキュリティの意識向上に貢献

診断前の課題・背景

ローンチから1年半が経過し、WEBサイト改修のタイミングと接続環境の整理をする必要ありました。ありがたいことに全世界からのアクセス数と会員数が増加し、事業拡大のフェーズに入ったこともあり、ご利用いただいているユーザー様のためにもセキュリティ対策の効果がどのくらいでているか、現在のセキュリティレベルは安全なのかを把握したいと考えておりました。

不動産業界全体として、DX化・情報セキュリティ関連への対応が遅れている傾向があります。しかし、新規にプラットフォームを展開するにあたり、サイバーセキュリティは避けては通れないため、まずは現状を把握して有効な予防策を立てられるようセキュリティ診断を検討しておりました。

Secure Checkの印象

セキュリティ評価がわかりやすくスコアで表示され、クリティカルなリスクは優先度をつけて掲載されるので、対策の優先順位がつけやすく安心して活用できました。

診断の結果

すでに自社で実施していたセキュリティ施策の有効性を確認できたことが大きかったです。また、全体のリスクを把握することでトラブル発生前に事前に予防策を講じることができ、自社のセキュリティ改善に繋がりました。
緊急度・改善策も掲載されているレポートにより、社内メンバーと社外システムベンダーがスムーズに対策に取り組むことができました。
今まで同じ認識を持つことが難しかった経営層、管理職、現場メンバーが可視化されたスコアのレポートにより共通の認識を持てたことで、対策のどこに投資していくべきかの検討に役立ち、セキュリティ意識の向上に繋がったと思います。

今後の展望

サイバー攻撃も日々進化しており、常に高いセキュリティレベルを保持していくことが重要だと実感しております。サービスブランド価値向上のためにも継続して対策を続けてまいります。
サイバーセキュリティへの取り組み実績や企業姿勢を公開することで、「Mooovin」をご利用されるお客様の安心と信頼に繋がりますと幸いです。